App Inventorのクロック(Clock)の解説です(非公式マニュアル)

Clock

名前通り時計です。
これを設置することで現在の時間を取得したり、経過時間を計算したり、ある一定時間同じ処理を繰り返す等のことができるようになります。
設置しても目には見えません。


Properties(画面一番右)

TimerAlwaysFires

TimerEnabled
TimerInterval

常時タイマーを起動しておくかどうか
チェック有:タイマー常時起動、チェック無:タイマーオフ
チェック有:タイマーを起動、チェック無:タイマーオフ
タイマーを通知する間隔。単位はミリ秒ということに注意
(1000ミリ秒=1秒)

ブロックエディタ
call SystemTime
Clock1.Timer
現在の時間を取得。単位はミリ秒
clock1が起動している時、
中に入れたブロックの動作が行われる
その行われる間隔が上のTimerInterval


(例)
Clock1を作り、TimerInterval:1000、TimerEnabled:チェック有、変数としてx=0があるとする。
Clock1.Timerの中にxをプラス1するものをいれる。
1秒ごとにタイマーが呼ばれその度にxはプラス1されるので、10秒後、xは10になる。


どのぐらい時間が経過したか調べる方法。Clock1を作成、変数x,y,z、


まず変数x,y,zを宣言する。
次にxに現在の時間を取得
ifの処理(ここは自分が行いたい処理)
次にyに現在の時間を取得
最後に( z = y- x )とすれば間に行われた処理(ここではif)の時間が求まる。
zに経過時間が入ります。ただしミリ秒なので秒に直したい時は、( z = z/1000 )として下さい。

広告


Basicへ戻る

inserted by FC2 system